人には視えないものが視える学生の日常

ちょっとスピリチュアルな生活。

4. 横断歩道にいた幽霊達

 今日は幽霊の話をします。

 

 この話はちょっと怖いかもしれません(-_-;)

 

 苦手な方は注意してください。

 

 幽霊と言えば、夏の肝試しやお化け屋敷など、私たち日本人にも馴染み深い存在かもしれません。

 

 実際に幽霊もたまにいます。

 

 ですが私の感覚では、いたるところに幽霊がいるわけではありません。

 

 現に私は何度か引っ越しをしていますが、今住んでいるところには幽霊はほとんどいません。

 

 逆に前住んでいたところでは、毎日幽霊を見ました。

 

 幽霊は動物の霊、人間の霊といるのですが、ここでは人間の霊のことを指すことにします。

 

 幽霊は元人間なだけあって、人が多い場所に多いです。

 

 私が前住んでいたところはとても人が多くて、下町よりの雰囲気のところでした。

 

 人の多いところの中でも、特に幽霊が多いのは病院や横断歩道です。

 

 病院はイメージ通りかもしれません。

 

 横断歩道は場所によりますが、多いところはたくさんいます。

 

 幽霊密度というか…1か所に幽霊が固まっている異様な光景です。

 

 幽霊が多い横断歩道は、その横断歩道で実際に事故が多いことを示しています。

 

 私が前に住んでいたところの近くには、大きな道路が通っていて、それを横切る大きな横断歩道がありました。

 

 その横断歩道にはいつもたくさんの人が待っています。

 

 ですが不思議なのは、待っている人が少し動くと、ぶつかった近くの人間が消えることです。

 

 それが幽霊だと知ったのは、のちに友人から「あそこの横断歩道は、前に死亡事故がよく起きていて、有名な事故スポットだった。」と聞いた後でした。

 

 その横断歩道にいた幽霊達は何をしているのかというと、ただひたすら信号を待っては、青になって渡ることを繰り返しています。

 

 おそらく、彼らは自分たちが死んだことに気づいておらず、死ぬ直前までしていた動きを繰り返しているのです。

 

 よく見ると、そこでいつも横断歩道を待っている人たちの3分の1くらいは幽霊でした。

 

 幽霊の大きな特徴なのですが、自分が死んでいることに気づいているかどうかで彼らの見た目が大きく異なります。

 

 自分が死んだことに気づいていると透けて視えますが、自分が死んだことに気づいていないと、人間と変わらない見た目に視えます。

 

 また自分が死んだことに気づいていて、かつ前に進む意思がある幽霊は、天国(私には分かりません💦)のようなところに旅立っていきます。

 

 だから実際この世でそうした霊を視る事は、お盆や供養などの特別な時を除いてないのです。

 

 (お盆や供養などではこの世で遺した人達の様子が心配で見に来る霊達がいます。)

 

 この世で自分の知らない霊を視る限り、その霊は自分が死んだことに気づいていないか、この世に未練を残している霊なのです。

 

 注意してほしいのは、そういった霊を視たとしても自分から話しかけてはいけませんし、万が一声をかけられても相手にしてはいけません。

 

 そういった霊は人にとりつく危険性があるからです。

 

 私もここまで霊を視ていますが、自分から話しかけたことはありません。

 

 次回は霊にとりつかれてしまった場合について取り上げたいと思います。